2010年4月6日の夕刊に、ローバジェット航空Skymarkのことが書かれていました。
テレビでも大きく報道されたので覚えている方も多いと思いますが…
安全運航などしていなかったので、国土交通省は、当会社に改善策を出すように要求。
その勧告の中に、英語力強化も入っていたわけです。
フライトアテンダントって、英語が出来ると思っていたのに…
フライトアテンダントが3人もいたにも関わらず、外国人パイロットからの電話に出なかった。その理由として、「英語で答えるのに自信がなかった」ということです。あこがれの職業も地に落ちたものだとガッカリせざるを得ません。
改善内容の中身 --- これで良いの???
2010年4月14日に、Skymarkから改善策が発表されました。ここでは英語の面だけをみますが、その改善策の内容は、「英語力を強化するために基準点を設けた。その判断は英検で準2級、TOEICテストで500点以上」というもの。
「エ---?低くないですか?」
というのが最初の印象。英検準2級は、高校中級程度、TOEICテストではハッキリとした基準が設けられていないのですが(TOEICテストでは、470点からいきなり730点までが同じ基準となっている。一番多くの人がこの点数の間なのに、こんなに大雑把な基準はないのでは?と疑問をもたざるを得ない)
私共の基準では、TOEIC500点前後では英語で仕事は簡単ではないのが実感です。この点数では、話す訓練がなされていなく、それゆえ自信もなく、度胸も植え付けられていないので、全然改善されないものと思う。
国土交通省の見解が楽しみ
国交省がこの点に関して、どの様に判断するのか楽しみです。
国が国際的に通用する英語能力をどの様に判断しているかが分かるからです。
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